Case Study実績紹介
Kumatsumugi Craft Beer
Client Information
株式会社Grin Associates
目的は地域活性化
当社が位置する熊取町の地場産業は「繊維」である泉州タオルで名を馳せました。
幼少期は家を出るとどこでもタオル織機の音が聞こえていましたが、中国製品に押され産地は衰退。今では機織機の音も聞くことができません。
繊維産業が盛んであった熊取町へ戻すべく、糸を紡いでいた過去から町の歴史やストーリーを新たに熊取の未来、新たなる産業、そして次世代へと「紡ぐ」という思いを込めて「Kumatsugi(熊紡)」としました。熊取町の新たなる産業として確立させます。
飲めなかった私が創るクラフトビールファントムブリューイング
代表である瀧本は35歳まで、殆どビールを飲めませんでした。ビールがむしろ苦手でした。
しかし、クラフトビールと出会い、自分自身が飲めるビールを開発することで、ビールが苦手な方でも楽しく飲めることをコンセプトにしています。
そして当社は、醸造所を持たないファントムブルーイングとして、自社ブランド「Kumatsumugi」を和歌山県和歌山市にある「Wakayama brewery」様(株式会社吉田)にてクラフトビールを醸造しています。
OEM醸造委託ではなくレシピ開発から携わり、醸造までをワンストップで行っています。150リットル~2キロリットルまで対応可能です。
地域資源「和田山ブリーベリー」を活用
当社が位置する熊取町の地域資源は「ブルーベリー」です。熊取産のブルーベリーの特徴は糖度13度と甘いのですが酸味も程よくあります。3種類を商品化しました。
ブルーベリーの甘さを生かした01:Sweet
スパークリングワインのようなドライ感のある02:Dry
酸味の中に甘さがほのかに感じる03:Sourの3種類となっています。
同じブルーベリーを使用し3つのビアススタイルで味が異なります。これが醸造家としての技術力を意味します。
また、これらの商品は熊取町のブランド商品「くまとりやもん」に「Kumatsumugi」ブランドとして認定され、どの種類も食事にマリアージュできる商品です。
2023年12月に酒類販売免許、2024年3月に自己商標卸免許を取得し、全国へ卸売りも可能です。
新たなる産業としてのクラフトビール
Kumatsumugiブランドとして、Berry Aleは3作目のクラフトビールとなります。
現在では、地域資源である柴田養蜂で採取されたはちみつを使用した「熊取エール」、皆様のご縁を繋ぐ「縁en エール」。全て開発から携わった商品です。
まだまだ採用されている店舗は少ないですが、卸免許を取得したことで、全国への出荷も可能です。熊取町は、大学が4つもある全国で唯一の学生の町と言っても過言ではありません。
しかし、大学卒業後は熊取の地を離れててしまいます。新たなる熊取の魅力としてクラフトビール醸造や飲食店経営等、町の繫栄の一助となる、新たなる産業として「クラフトビール」を確立させたいと考えています。
将来の展望
Kumatsumugiブランドの周知を行いながら、大阪府下含め、近畿、そして全国への流通を目指すと共に、熊取町の新たなる産業として確立させ、雇用の創造を目指します。
また、大きな夢であった「03 Sour」をアメリカ出荷に向けてテイストを調整し、マーケティングを経て流通させます。クラフトビールの発祥の地、アメリカへ Made in Japan Quality での新市場創造として熊取から世界へ。
「Kumatsumugi」ブランドは、熊取町、そして大阪が誇れる世界ブランドとなります。
Kumatsumugi Berry Craft beerのマリアージュ
Kumatsumugi Berry Craftは、料理に合うようにレシピ化しています。
どのような料理でもマリアージュするのですが、特に泉州の名物である「水なす」がベストマッチ。熊取町で生産している、泉州水なす 農園与助様の水なす漬けは全国でも人気があります。
その水なすと是非、あわせてみてください。病みつきになりますよ。
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